2019年11月27日

『風の窓』

人見邦子歌集『風の窓』を刊行しました。

 四六判上製カバー装
 188ページ 定価:本体2500円(税別)
 「短歌人」に所属する著者第7歌集
 
『春風つかむ』に続く、約9年振りの歌集。
人見さんと初めてお会いしたのは、
わたしが学生時代だったかもしれません。
それなりの歳月が経ちました。
7冊の歌集のうち以前の勤務先で1冊、
独立してから2冊の刊行をお手伝いしました。
前集とはデザインの方向性を大きく変えております。

ホームページを更新しています。

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2019年11月19日

『六花vol.4』

『六花 vol.4』を刊行しました。
1年ぶりの刊行となります。
vol.3から8頁増の88頁です。

メール、電話などで御注文頂ければ、
送料、振込手数料を小社負担でお送りします。

全国の一部書店およびAmazonで販売予定、
また24日の文フリでも委託販売されます。

内容は以下のアドレスに。

http://rikkasyorin.com/rikka.html
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2019年11月16日

『あれから』

佐藤千代子歌集『あれから』を刊行しました。

 四六判上製カバー装
 198ページ 定価:本体2500円(税別)
 「歌と観照」選者の第5歌集
 
佐藤さんとは長いお付き合いになります。
第2歌集の刊行をお手伝いしましたが、
第3歌集はわたしが退社後だったことに思い出しました。
感慨無量です。
カバーおよび表紙の篆刻は、
ご主人の手によるものです。

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2019年11月02日

『朱雀』

青輝翼歌集『朱雀』を刊行しました。

 四六判上製カバー装
 190ページ 定価:本体2500円(税別)
 「短歌人」同人の第2歌集
 帯・小池光

28年ぶりの第2歌集です。
思い返せば、
初めてか二度目に出席した出版記念会は、
青輝さんの『青柘榴』だったような気がします。
会場は学士会館でした。
それからずいぶんと歳月は経ちました…。

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2019年10月29日

『まほろば』

鈴木かず歌集『まほろば』を刊行しました。
 
 四六判上製カバー装
 184ページ 定価:本体2300円(税別)
 「未来」所属の著者第2歌集

昨年6月に第1歌集『ふる里』を刊行、
1年4ヶ月を経ての第2歌集となります。
2011年4月号以降の作品は収録されていません。
第3歌集を見据えてのこのたびの刊行です。

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2019年10月07日

『乾いたパレット』

山田泉歌集『乾いたパレット』を刊行しました。

 四六判並製カバー装
 166ページ 定価:本体2000円(税別)
 「短歌人」会員の第1歌集
 跋・小池光

山田さんは長年小学校の図画の教員で、
カバーに山田さんの作品を用いました。
色あざやか、
実際はかなり大きな作品とのこと。

都電を使えば自宅から乗り換えなしなので、
何度も事務所にお越しになりました。
細部の打ち合わせを重ね、
無事刊行に辿り着きました。

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2019年09月24日

『雲の行方』

上野春子歌集『雲の行方』を刊行しました。
 
 四六判上製カバー装
 268ページ 定価:本体2500円(税別)
 「芽」発行人の第2歌集

熊本在住の上野さん、
これまでまったく面識はありませんでした。
このたび同じ熊本のKさんのご紹介で、
制作をお手伝いいたしました。
ただ角川短歌賞の次席になったことは覚えています。
調べてみたら沢田英史さんが受賞したとき。
わたしはまだ20代でした。
石田比呂志門下として編集にも関わってきたそうですが、
「牙」終刊後は、
「芽」という雑誌を発行しています。
短歌のみならず、絵画、詩なども掲載。
いまだお会いしたことはなく、
やりとりは電話とメール、FAXでした。
いずれお会いすることもあるでしょう。

装画はご主人。
なんとも不思議な絵で、
ぼんやりと見てしまいます。

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2019年08月30日

『あめつち分の一』

島本ちひろ歌集『あめつち分の一』を刊行しました。
 
 四六判並製カバー装
 158ページ 定価:本体2000円(税別)
 「コスモス」「COCOON」所属の著者第1歌集

帯文は高野公彦さん、
装画は著者のご友人である染谷みのるさん。
カバーのみならず、
3章の扉も染谷さんの書き下ろしのイラストです。

島本さんは平成生まれのまだ20代。
本が出来上がった日の午前中に、
とてもおめでたい知らせを受けました。
こういうことが重なるのは珍しいというか、
今後もないような気がします。
おめでとうございます!

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2019年07月31日

『夜のおはよう』

野村まさこ歌集『夜のおはよう』を刊行しました。
 
 A5判並製カバー装
 170ページ 定価:本体2000円(税別)
 「コスモス」「COCOON」所属の著者第1歌集

栞文は広坂早苗さん、大松達知さん、
装画は著者。
カバーのみならず、
表紙、扉も著者の絵で彩られています。

養護教諭としての日常が歌われていますが、
同世代だからか(学年はわたしが一つ下)、
作品を興味深く拝見することができました。
また環境はまったく違えど、
抱える問題は重なることがありました。

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『雄峰』

生井和雄歌集『雄峰』を刊行しました。
 
 四六判並製カバー装
 112ページ 非売品
 著者第1歌集

ご紹介があって歌集制作をお手伝いいたしました。
茨城在住の著者とは一度もお会いすることもなく、
主に電話で打ち合わせ、
原稿をお預かりして、
2ヶ月ほどでの刊行となりました。

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2019年07月08日

『六調』

本多稜歌集『六調』を刊行しました。
 
 四六判上製カバー装
 176ページ 定価:本体2400円(税別)
 「短歌人」所属の著者第4歌集

第5歌集では?
と疑問に持った方もいるかもしれませんが、
3冊目の歌集『こどもたんか』は間奏歌集ということです。
本多さんの歌集を小社で制作するのは、
第2歌集『游子』以来です。

相変わらずお忙しいようで、
国内外を飛び回っており、
なかなかお会いできず、
予定より時間がかかってしまいました。

『六調』には6つの柱がありますが、
作品はこれまで以上にエネルギッシュ。
最近ではウルトラマラソンにまで参加しているとか。

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2019年06月25日

『藤原月彦全句集』

『藤原月彦全句集』を刊行しました。
 
 四六判上製カバー装
 272ページ 定価:本体3200円(税別)
収録句集は、
『王権神授説』『貴腐』『盜汗集』『魔都 魔界創世記篇』
『魔都 魔性絢爛篇』『魔都 美貌夜行篇』

遂に刊行しました。
実はもっともっともっと早く出来上がるはずが、
諸事情で延び延び延びになり、
一時期はこのまま刊行出来ないような気にもなりました。
幻の一冊になるところを、
昨年の事務所移転の際に一念発起。
仕切り直しで本文をすべて組み直し、
平成の終わりには間に合いませんでしたが、
遂に刊行です。

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2019年06月24日

『ハングルの森』

加藤隆枝歌集『ハングルの森』を刊行しました。
 
 四六判並製カバー装
 128ページ 定価:本体1800円(税別)
 「短歌人」所属の著者第4歌集

加藤さんとは思えばそれなりに長いお付き合い。
わたしが学生時代からです。
当時、加藤さんは小学校の教員でした。
このたびご依頼があって歌集を制作しましたが、
作品にハングルがかなり多く含まれており、
普段と違う方に組版をお願いしました。
気楽に考えていたところ、
なかなか難しい点もありましたが、
無事出来上がってホッとしました。
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『春の燭台』

石神順子歌集『春の燭台』を刊行しました。
 
 A5判並製カバー装
 160ページ 定価:本体2000円(税別)
 「茨城歌人」「からたち」所属の著者第1歌集

石神さんはどなたかのご紹介があってではなく、
お電話で直接のご依頼。
昨年5月、わたしが鹿嶋の短歌大会に講師で伺ったとき、
出席していたそうです。
そのときはご挨拶も出来ませんでした。
意外なご縁というか…。

カバーは著書のご希望にそったデザイン。
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2019年06月03日

『嬬恋』

原田千万歌集『嬬恋』を刊行しました。
 
 A5判上製カバー装
 124ページ 定価:本体2500円(税別)
 「短歌人」「さて、」所属の著者第3歌集

制作にあたって原田さんの第2歌集『風に帰らむ』(邑書林)
を久しぶりに取り出してみたら、
佐久で開催された批評会の資料が挟んでありました。
2歳になる前の娘を連れて家族で参加。
まだ寒い季節でした。
翌日は観光。
小海線に乗ったとき、
どなたかが小中英之さんの一首を暗誦しましました。
ずいぶん前のことです。

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2019年05月11日

『雨宮雅子作品鑑賞 昼顔讃歌』

高旨清美著『雨宮雅子作品鑑賞 昼顔讃歌』を刊行しました。
 
 四六判上製カバー装
 222ページ 定価:本体2500円(税別)
 
雨宮雅子さんが亡くなられて何年経ったのでしょうか。
主宰誌「雅歌」は終刊となってしまいました。

長年雨宮さんの作品に私淑していた著者が、
同人誌「晶」などに長年書き継いだ文章をまとめた一冊です。
著者の高旨さんとは何度か打ち合わせを重ねましたが、
いつも都電荒川線でお越しになりました。

雨宮さんとお会いしたのは前職のときに数えるほどです。
ただ退職の挨拶の葉書をお送りしたら、
励ましのお手紙を頂いたことがあります。
心細かった時期だったので、
とても嬉しかった記憶があります。
以後、著書と「雅歌」を必ず送ってくださいました。

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2019年04月30日

『水と光』

小田部雅子歌集『水と光』を刊行しました。
 
 四六判並製仮フランス装
 192ページ 定価:本体2300円(税別)
 「コスモス」「灯船」所属の著者第3歌集

小田部さんは現在静岡在住。
打ち合わせに小社までお越し頂き、
そのとき初めてお会いしました。
造本に希望があり、
今回初めて仮フランス装で作らせて頂きました。
天はアンカット。
表紙2色、帯2色。
極力シンプルなデザインを心掛けています。

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2019年04月12日

『時計草咲く』

木村悦子歌集『時計草咲く』を刊行しました。
 
 四六判上製カバー装
 214ページ 定価:本体2200円(税別)
 「短歌人」所属の著者第1歌集

帯は高田流子さん。
家族を詠んだ作品が多く、
校正していると
お会いしたことのない木村さんのご家族が
何だか身近に感じられました。
お子さんたちはわたしより少し年下のようです。

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2019年03月29日

『雁金草』

野口三重子歌集『雁金草』を刊行しました。
 
 四六判上製カバー装
 172ページ 定価:本体2500円(税別)
 「潮音」所属の著者第1歌集

今年の1月に平山公一さんとご一緒に
事務所にいらっしゃって打ち合わせ。
当初の予定より早く出来上がりました。
カバー写真は著者のお宅の庭です。
歴史ある「潮音」の会員の歌集を刊行するのは、
創業して初めてのことです。
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2019年02月09日

『アラベスク』

九堂夜想句集『アラベスク』を刊行しました。
 
 三五判並製カバー装
 108ページ 定価:本体1700円(税別)
 「LOTUS」所属の著者第1句集

2006年、第2回芝不器男俳句新人賞で齋藤愼爾奨励賞を受賞、
『新撰21』(2009年、邑書林)に作品100句を収録され
注目された著者の第1句集です。
「意味がわからないことをあえて続けることが大事ですね」(小澤 實)
「とにかく文学と俳句の兼ね合いで、大変な道を選ばれましたね」(対馬康子)
いずれも『新撰21』収録の座談会での九堂さんに対しての発言。

三五判は四六判より一回り小さい判型です。
編集者生活が四半世紀を超えたわたしも初めて、
デザイナーも初めて、
そして印刷所まで初めての判型でした。

昨年10月から5ヶ月で句集3点。
創業以来初めての句集のハイペースですが、
以後は残念ながら落ち着きます。
佐藤清美さん、佐藤りえさん、そして九堂夜想さん。
いずれも20代からご縁があります。
九堂さんは30代になっていたかも。
この3人はたぶん重なっていないのですが、
同じ俳句冊子というか句会誌に一時期作品を発表していました。
わたしは発足メンバーでした。
その冊子、先日82号が届きました。
顔ぶれは見事なまでに一新です。
初期メンバーはほとんど残っていません。
千野帽子さんも参加していた時期があります。

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